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某音楽プロダクションにて・・・。

「指導者様から、また工作資金集金のご要請が来ているぞ。仕込みはどうだ・・・?」

「ハイ!ばっちりです。今度は、ノリノリのわかり易いテンポの単純ロックに、『上を目指せ!考えるな!・・・夢は掴める・・・!』と、愚衆に『超クラス、大金クラスこそ成功者だ!』という刷り込みを行い、当面の現場労働に疑問を感じさせず働かせる応援歌を用意してあります。

マタマタ愚衆どもは、我が支配者血統族の生活を羨ましがり、成り上がり要員として仕込まれている同胞以外は成り上がれる訳も無いこの社会で、我々同様の生活を夢見て、奴隷的労働に疑問も抱かず、愚衆としての毎日の生活を送りながら、我らが与える曲を買い、献金するでしょう・・・。」

「大枚が集まりそうか?」

「何時もの通り、大丈夫です。今回も、同胞が支配している携帯会社とのコラボです。宣伝もバッチリ!同胞アーティストの歌も上手で、・・・大枚確定です。」

「そうか!それなら良い。何という曲だ?」

「お聞きになりますか・・・?」スイッチを入れる・・・。

「『超飛び!飛び!』です。」

曲を聴きながしながら、「愚衆にもわかりやすいタイトルだな。愚衆でもわかりやすそうな単純明快さもある。テンポも良い。コレは大枚が集金出来そうだな!指導者様への献金をしても、余りそうだな・・・。フッフッフッフッ・・・。前祝いにアーティスト希望の愚衆若姫と宴を設けるか・・・。」

「ハイ!売れっこ無い曲を、売ってやるという空手形で、何でも言う事を聞く愚衆姫なら、毎度毎度、よりどりみどり・・・ですから、飽きませんしね!おまけに、どんな事でもやりたい放題!・・・」

「偶に、反抗する阿婆擦れも混じっているがな。」

「その時は、処分ですよ・・・。何時も通り・・・。」

「同胞の判定で何でも自殺・・・。バレそうな時は、下っ端に犯人役を行わせれば、良いだけだしな。・・・犯人役にくれてやる大枚もどきなど知れたもの・・・。必要なら、また愚衆から集金すれば良い・・・。」

・・・・・・・(続く)・・・・・・・。

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